技術情報・バーコードの基礎知識Basic knowledge of the technical information bar code

連続出荷コンテナコード (SSCC-18)

Last Update 2022.2.7

連続出荷コンテナコード(Serial Shipping Container Code)は、国内および国際間取引における物流単位(パレット、ケース、カートン等)を識別するための国際標準のコードで、GS1(EAN.UCC)が規定している。また、輸送ユニットのユニーク識別コードISO/IEC15459でも規格化されている。

梱包インジケータ1桁、国コード2桁、メーカーコード5桁(または7桁)、連続梱包番号9桁(または7桁)、チェックデジット1桁の合計18桁で表示することになっている。チェックデジットは、モジュラス10ウェイト3の方式で算出する。また、アプリケーション識別子は、“00”を使用する。

連続梱包番号は、企業内で管理する番号で、1番から最後まで付番したら、再び1番から繰返し使用する。したがって、同じ番号が存在することになるが、荷物を追跡しなければならない期間に同じ番号が存在しなければ問題ないという認識に基づいている。

連続出荷コンテナコードは、百貨店協会やチェーストア協会が標準化したSCM(Sipping Carton Marking)検品のSCMラベルに利用されている。また、ライセンスプレートとも呼ばれ、国際標準輸送ラベル(ISO15394/JIS-X-0515)にも使用されている。

連続出荷コンテナコードの例
連続出荷コンテナコードの例

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